どれ一つも 不必要なものはない

まるで写真のような景色という言葉や
また絵のような景色という言葉が
あるけれど
それがどんなに賛嘆の言葉であろうと
実際の自然のすごさには
かないっこないんです

ただ美しいとか
素晴らしいというんじゃない
すごい、すさまじいエネルギーです
そりゃあそうでしょう
しょっちゅう地殻変動がおこったり
どっかで爆発したり
新しい泉が湧いたり
ものすごいいのちの躍動が
いつもいつも起こってんですから
なまやさしいもんじゃない
その爆発で人や動物が死んだりも
するわけですから
それはすさまじいもんです

生きる死ぬ、また生まれる
今、ここにあったものが
次の瞬間には吹き飛んでしまう
無常だと思ったって
思うひまもあたえないぐらいに
自然も人もすべて生命あるものは
生々流転してとどまることがない
ゆく河の流れは絶えずして
しかも元の水にあらず
淀みにうかぶうたかたは
かつ消えかつ結びて…って
昔の人の言ったとおりですよね

しかも自然は、やはり悠々として
朝になれば太陽をのぼらせ
夜になれば月の光があたりを照らすんです
星明かりのやさしさなんてのも
格別ですよね
無常だから
つねにとどまることがない存在だからこそ
その陽(ひ)の光も星光(ほしかげ)も
いとおしいんです

しかし、ただ私は
すごい、すさまじいと言っている訳じゃ
ないんですよ
生も死も明も暗も
すべて一切をおなじ舞台の上にのせて
そうして
壮大な宇宙の生命エネルギーが
発揮されている
次の瞬間いなくなる消えるというのは
死じゃない
これこそ次元移動次元上昇なんです

人類だけが次元があがるなどという
ちっぽけなものではなく
無限の宇宙、無限の光そのものが
久遠の次元上昇をつづけているんです
すべてが生き生きと生きている証拠です

すべてどれ一つも
不必要なものはないわけ
すべてがととのって
はじめてパズルが完成するように
究極の無限なる一
はじまりの一
太初へかえる一
大元の根幹であるところの一が
完成にむかって
無限の完成にむかって
歩きだすのであります
その時
闇は光をより光としらせるために
一層かげを濃くし
光はどのいのちにも
自らのやさしさがおよぶように
闇によりそうのであります

より光は光に闇は闇に
すべてのもののすがたを
くっきりと照らし出し
それはそれらのものの深い進化を
たすけるために
そう成るべくしてうつしだされて
いるのであります

そうして
ゆきつくところまでゆくと
光も闇も
ただただ光りただただかげる
愛と平和と秩序こそが宇宙を支え
我々のいのちをささえる大元でありますが
その愛は太古から放射されつづけている
宇宙神の絶えざる大愛によるのであります
生も死もすべてを抱きとり
そしてすべてを大いなるはじまり
一へとかえしめぐらせる
大愛なのであります