花ひともと

 花ひともとの美しさということをこの頃 しみじみとおもうようになった。  私の家の狭庭にも、四季折々に、 それぞれの花がひらいて、その美しさが、 偶々一人の時を得た私の心にひびき、足を とどめて、一ひら一ひらに見入ったもの であるが、私の歩みをおもわずとどめさせた のは、神の愛と光とが、どんな小さな花びら にもいっぱいにそそがれて、いのちという ものが本来持っているすこやか…

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